今年もいよいよ始まります、まちづくりと交通の広場しが2024(こまち広場しが)!
全国から注目される近江鉄道の上下分離・公設民営化を機に
産学官民の連携のもと交通まちづくりを担う人材育成活動
国土交通省の共創モデル事業採択事業の2段階目
「まちづくりと交通の広場しが 2024」
私たち、人と環境にやさしい交通まちづくりプラットフォーム滋賀(やさしい交通しが)は、今年2024年に近江鉄道線が上下分離・公設民営化となることをきっかけに昨年立ち上がりました。
地域交通は、市民や交流人口の移動を担い、商工業や学校など地域の賑わいや住みやすさに関わる「まちづくり」に強く関連するものですが、これまでのまちづくりや地域活性化の場では、この両者は関連 づけされない傾向にありました。しかし、今後は交通とまちづくりを一体的に考えること、今年度より近江鉄道の上下分離・公設民営化が導入され、交通税の導入が検討されるこの滋賀県においては、それらを市民とともに自分事として考える必要性があります。
昨2023年度は連続フォーラム「まちづくりと交通の広場しが2023」を通じて「交通まちづくり」をプロデュースし現場で活躍する人材を育成し、市民の交通まちづくりへの意識を醸成する活動を行いました。全国の専門家・交通事業者・市民を対象とし、のべ500人以上の参加者と共に、近江鉄道線を中心とした交通まちづくりの検討をしています。
そして2年目になる本年度においては、昨年度のフォーラムで生まれたアイディアの中から実際に三つのプロジェクトを実現する試みに挑戦します。
近江鉄道、滋賀大学や滋賀県立大学などの大学や高校、沿線自治体、県、様々な市民団体の産学官民の連携のもと行われる事業であり、今後の滋賀県のまちづくりにおいて重要な役割を担うものです。
そんな今年度の事業のキックオフとなるイベントを以下のとおり行います。これから始まるプロジェクトについて紹介すると共に、参加者の皆さんと意見交換を行います。ぜひご参加ください!
…↓……案内ここから(転載・転送歓迎)……↓……
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【ご案内】近江鉄道線を活かした交通まちづくりフォーラム
まちづくりと交通の広場しが2024 キックオフ会議
「私たちで始めよう、交通まちづくり」 8/25
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交通まちづくりって何だろう?
まちづくりと交通ってどんな関係があるの?
どんな人がどんな取り組みをしているの?
これから何が始まるの?
私にもできることがあるの?
テーブルを囲み、みんなで語り合おう!
日時 :2024年8月25日(日)14:00-17:00
場所 :彦根コミュニティカフェ On Your Mark(彦根市京町3‐3‐24)
参加費:無料(懇親会は別途)
主催 :人と環境にやさしい交通まちづくりプラットフォーム滋賀(やさしい交通しが)
プログラム(予定):
挨拶、自己紹介
話題提供「始めよう、交通まちづくり」
三つのプロジェクト紹介
PJ1 沿線市民に共創プラットフォームを作る講座
PJ2 駅で多様な住民活動団体が協業する講座と実習
PJ3 交通・都市空間デザインの学生講座と実習
話題提供「市民が進める交通まちづくり」に必要なこと
「市民活動プロデュース講座」開講
(休憩)
意見交換ワークショップ
終わりに
◎終了後、17:20から懇親会を行います。
基本参加費1000円、飲み代は別途
★三つのプロジェクトとそれを支える講座
【プロジェクト1】沿線市民に共創プラットフォームを作る講座
近江鉄道沿線にて地域活性化を行うプレーヤーによるまちづくり講座を開催し、沿線に愛着を持つ共通意識の形成をめざします。
【プロジェクト2】駅で多様な住民活動団体が協業する講座と実習
「近江鉄道グループにぎわいづくりDAYガチャフェス2024」における複数の駅をまたいだバル・音楽・マルシェの企画・実施を通じて大学・市民・団体が交通まちづくりを理解し連携できる体制を作ります。
【プロジェクト3】交通・都市空間デザインの学生講座と実習
複数の高校や大学の生徒と学生と共に、駅やまちのジオラマ作成を実習しながら近江鉄道駅周辺の理想のまちづくりを学び、体得します。
【市民活動プロデュース講座】
市民が「思いつき」を「プロジェクト」に仕立てて円滑に進めるためには様々なノウハウが必要です。今回はその中から、「協働できるミーティング」「活動のマネジメント」「仲間を集めて動かす」の三つのテーマで、活動に必須のテクニックを学びます。
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